第45話のネタバレ考察記事ですよっと。
今回は第一章の最終話という位置づけの物語となっています。
3700年前の物語には一旦終止符が打たれ、物語は新たな局面へと向かっていきます。
ドクターストーン第45話『Epilogue of chapter 1』ネタバレ考察してみた
最終回みたいな扉絵
第45話の扉絵は、石神村の住人が礼をしているのを背に、千空と百夜(と思われる人物)が握手しているというものでした。
……最終回かな?
と思わせるような絵ですよね。
なんか嫌に感動的な扉絵だなぁ。
千空の親戚?
物語は3700年後の会話シーンから始まります。
コハクが「つまり私たちって千空の親戚ってこと!?」って驚愕していました。
……それは千空のことがめっぽう好きだから気にしたのかな?コハクちゃん(ニヤニヤ)
しかし百夜と千空の血は繋がっていないらしいので、血縁関係的にコハクらと千空が近いということはありえません。
そもそも千空の言うとおり、血縁関係あったところで3700年もたって近親もクソもないんですけどね。
ヤコフ夫妻、日本本土へ
物語は3700年前の過去編へと戻ります。
コミーが肺炎にかかり虫の息となっているため、日本本土にあるであろう抗生物質を探しにヤコフ夫妻が小舟を漕いでいってしまいました。
地球帰還の際に、腹パンされた百夜と共に宇宙ステーションに残ったのがヤコフ夫妻だったために、「今回は自分たちが特攻する番だ!」と辿り着けるかどうかもわからない日本本土へ向かったんです。
作中ではそれからのヤコフ夫妻は行方知れず。
でもこれこれから先の展開で重要事項になりそうな予感……。
もしヤコフ夫妻が日本に辿り着いていたとして、何らかの足跡を残している可能性があります。
日本本土に着いたのならそこで近代的なボートなどで百夜らを迎えに来れるはずですが、それも不可能な事態になったとか……?
もしかして実はヤコフ夫妻は戻ってきたんだけど、時すでに遅しで百夜を含めみんな疫病やら何やらで死亡していたとかありそう……。
何にしても、旅立ったヤコフ夫妻が物語に関わるなんらかの鍵を握っている展開とか燃えますよね。
コミーとシャミール、肺炎により死亡
前述したとおり、コミーは肺炎にかかって危篤状態でした。
そして幾許もなく死亡。
愛妻を失ったシャミールも同じ肺炎にかかり死亡してしまいました。
そんなシャミールが危篤状態のとき、彼は「楽しかった」と言いました。
宇宙ステーションに仕事で行っていたシャミールは「楽しみなど必要ない」というのが信条でしたが、百夜らと出会いそして地球に帰還し無人島生活をすることが純粋に「楽しかった」。
傍から見て不幸のような出来事であっても、自分の人生において考えもしなかったような経験をすることができて彼は幸せだったんです。
そして作中での彼の最後の言葉は「宇宙で食べたあのラーメン、本当に旨かったよ。笑えるほどにね」でした。
普段笑わないシャミールの言葉だけに、これは泣けますね。
『百物語』完成への過程
宇宙飛行士になれるような地頭なら科学技術なんか子供らに継承していけばいいのにと思っていましたが、それは不可能なことだったんだとわかりました。
無人島という隔絶した空間でしか生きられない彼らは、疫病など考えるといつまでも健康に生きられるかわからない。
だからこそまだ幼い子どもたちにわかりやすいものしか残していけなかったんでしょう。
百物語というストーリー性のある『生きる知恵』を作っていくことが大事だったんです。
なるべく面白く、生きることのためになる物語。
身の守り方から科学の基礎の基礎知識まで。
そして百物語其の一は『いつか日本本土を目指してほしい』というものでした。
そこから石神村は始まっていくんですかね?
そして百物語を作る百夜が英語での物語作成が難しかったために百物語は日本語で作成され、公用語も次第に(?)日本語となっていったのでしょう。
いやしかし、リリアンが言ってましたがやっぱり百夜って大学の先生だったんですね。
人に教えるのは得意というわけですか。
千空の男泣き
百物語其の百は、千空の父としての百夜からのメッセージ。
自分は3700年前に元気に生存していたということ。
約束した科学の土産は『百物語が繋ぐ仲間たち』ということ
そして千空ならきっと文明再興を成し遂げるという励ましの言葉。
それをルリの口から聞いた千空は、何千年も前に死んでしまった父を想い、何もかもが懐かしく感じ、涙しました。
誰にも知られず一人男泣きしている千空を見てまた読者も泣けてきますね……。
あっさり終わった3700年前編
たった三話で終わってしまた……。
えーもっと見たかったよーブーブー。
スピード感が持ち味のドクターストーンですが、過去編好きな私としてはワンピースばりにもっと長くやってほしかったなぁ。
しかしヤコフ夫妻の行方という伏線もまだあるわけだし、3700年前編はまたいつかやりそう。
期待して待ちましょうか。
結局、百夜×リリアンは成し得たのか?
私には気になることがあります。
それは……
百夜とリリアンは子をもうけたのか?
ということです。
いやいやこれは大事ですよ!
どれくらい大事かと言えば千空×コハク(orルリ)の行方くらい大事ですよ!!
もともと百夜と千空は血の繫がりがないから近親的なタブーは存在しません。
ですから百夜×リリアンの子孫がいたって大丈夫なはずなんですがなぁ……。
リリアンが肺炎で死んでしまったような描写だけはありますが、その前に子を宿し産み落としたという展開があってもおかしくないはず……。
そこんとこどうなんですか?ん?アイシールド21のアメリカ戦試合後半内容くらい気になるんですが。
……伏線なんかなぁ……。
次回より第二章『STONE WAR』始まる!
前々から何しに戻って来たのか謎だったあさぎりゲン氏。
そんな彼は村の内情を見計らって自分が舞い戻った理由を話し始めます。
彼は一言「来るよ。司ちゃんたちが」。
遂に司帝国が攻めて来るようですね……。
(余談:『司ちゃん』を『夏』に変えると青春っぽくなる)
前にあさぎりゲンが司サイドに戻ったときは「千空は死んでるよぉ」と嘘八百伝えていたはずだったんですけど、やっぱゲンさんは信用ならないと踏んだのでしょうかね?
そして来週からはVS獅子王司の第二章『STONE WAR』が始動します。
第一章が全45話だったから、第二章もそれくらいなのかな?
でも第一章はプロローグ扱いだったみたいだし、第二章以降はそれ以上が基本とかありそうですね。
しかし第何章まであるんだろうなぁ……。
個人的にはワンピースやらナルトやらの巻数くらいは続いてほしいが……。難しいかな?
まとめ
今回は第一章の集大成であり最後のお話でした。
石神村の謎や百物語の謎など、周囲にある謎とされてきたことの80%くらいは回収されたのではないでしょうか(ヤコフ夫妻の行方や百夜の子孫などの伏線は未回収)。
来週からは第二章が始まるので今から楽しみです!!
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